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40代男性でも介護業界へ転職できる!成功するためのポイント3つ

投稿日:2018年4月13日 更新日:

人手不足の介護業界ですが、本当に中高年齢層でも転職をして大丈夫なのでしょうか?また、未経験者でも転職に成功することは可能なのでしょうか。

ここでは、40代男性が異業種から介護業界へ転職するときに成功させるためのポイントをご紹介いたします。

40代男性が転職するなら介護職がゼッタイ良い理由

若者には若者らしい柔軟な発想力があります。

介護現場でいうならば、今までにないレクリエーションを企画したり、撮影した写真を加工しておもしろく見せるなど、今世間で流行しているものを駆使して利用者を楽しませることができます。

ただ、娯楽や余暇活動というのはその中のほんの一部にすぎません。
食事・排泄・睡眠の3大介護の他、掃除や入浴、家族や知人との関わりなど、利用者の生活の中で大きな障壁となりえることは時に深刻です。

利用者の方々は口をそろえてこうおっしゃいます。

「職員さんを家族の誰かと重ねてしまうの」と。

レクリエーションやお散歩同行であればいざ知らず、日々の暮らしや人生の分岐点となる場面で、ご高齢者やそのご家族が相談したいと思えるのは誰なのか。

それは、息子・娘というのが一般的です。
とくに、息子は頼りになるという認識がご高齢の方には根強いと感じます。

当然、信用を得ることができれば若者であっても十分に相談相手になり得ますが、利用者がもっとも相談しやすいのは、自分の息子であるということは周知の事実です。

つまり、40代男性の介護士は、利用者やそのご家族からも信用を得やすく、それはすなわち職場内でも評価されやすいということです。

男性の介護職員が喜ばれる理由について

以下は、厚生労働省が公表した、介護職員の男女比率を表すグラフです。

正規職員
職種別男性女性
介護職員32.6%67.4%
訪問介護員23.7%76.3%
非正規職員
職種別男性女性
介護職員14.0%86.0%
訪問介護員4.1%95.9%

出典:厚生労働省「平成25年賃金構造基本統計調査」

男性介護士の正規職員割合は約30%以下、非正規職員に至っては15%以下!
これは、他の業種に比べても低い数字ですので、もしかすると「男性が少ないんじゃ、転職はますます難しいんじゃ…」と不安にさせてしまったかもしれません。

しかし、男性比率が低いから、転職に不利である考え方は、あまりに短絡的です。
実は、介護の現場では、男性が重宝されるんですね。

その理由とは、

  • 家庭を支える任務のある男性職員は、忍耐強く離職率が低い
  • 女性ばかりだと何かと愚痴っぽくなりがちな雰囲気を打破してくれる
  • 利用者が転びそうになった時など、とっさの時には力が必要
  • 介護を志す男性は心おだやかで優しい傾向にある
  • 震災などの有事の際に頼りになる

などなど…。

女性介護者が多くを占める状況下なので、世間的にはまだまだ男性の介護職というのはイメージがつきにくいものです。

しかし、現場や採用側からしてみれば「おっ!男性!期待しちゃうな。」という思いが実は強いんですよ。

介護職なら40代男性でも未経験であっても大丈夫な理由

転職を考えている方の中には、こんな考えの方もいらっしゃいます。

「介護なんてしたことないから、イチからはじめるのは不安だなぁ…。」
こんな不安を抱える方に、一度チェックしていただきたいのがハローワークの求職者支援制度です。

求職者支援制度を利用すれば、月およそ10万円の生活費をもらいながら、無料で職業訓練を受けられるメリットがあります。

IT系から介護業界へ転職された40代男性のお話

超高齢化が叫ばれる中で、介護の仕事はますます需要が増していきます。

介護という仕事は、どんなにITが発展しても人の力が必要不可欠な数少ない仕事という理由から、介護を選択する方も多くいらっしゃいます。

私の知り合いで、SEを生業としていたとある40代男性は、

「毎日PCとにらめっこしている。人間らしく仕事がしたい。人とのコミュニケーションの中で仕事がしたい。」

という理由から介護職に転職し、利用者一人ひとりの生活を支えるために必要なことは何か、真剣に考えながら日々の仕事に取り組まれています。

一生のうちで大半を占める仕事の時間をどう過ごすのか、40代だからこそ、改めて考え直し、転職を決心する方が多いと感じます。

40代男性でも正社員の道がある介護職のメリット

前述したように、介護の現場は女性が多くを占めており、パートや派遣などの非正規雇用率も高いので、フルタイムで働ける男性職員は、現場の中ではそれだけで“主力”となります。

どんなに不器用な方でも、現場で必要最低限の介護技術・認知症対応・業務は、半年から1年程度でほぼできるようになります。
ですから、歴戦のベテラン職員とすぐに肩を並べて仕事ができるのです。

いわゆるサラリーマンでは、下積みの時期が長かったり、年功序列や複雑な人間関係の中で、中途採用から這い上がっていくのは容易ではないでしょう。
また、転職先の上司が自分より年下の20~30代、ということになれば、仕事への意欲が削がれてしまうのも無理はありません。

介護職というのは非常に奥が深く、長年勤めている職員と利用者との関係性が強かったり、お一人おひとりに合った介護技術や認知症対応などにおいては、口では説明できないような次元にあることもしばしば。
ですから、業務だけを覚えれば一人前ということにはなりませんが、少なくとも、自分の仕事の成果や努力に応じて、目に見える形で評価されるチャンスがあります。

まずは介護職員初任者研修を取得しましょう!

介護職として働くためには、一般的に介護職員初任者研修の資格が必要です。

無資格・未経験でも、レクリエーションのお手伝いなど、働ける求人はありますが、直接介護をできないことがほとんどですので、基本的には初任者研修の資格が必要です。

資格取得には費用がかかりますが、ハローワークや職場、人材会社などが受講費用の負担をしてくれることもあるので、働きだす前に資格取得支援制度を調べて利用しましょう。
(※詳細は、下記の記事をご覧下さい)

男性介護士を歓迎してくれる施設について

男性介護士が求められる施設は、「老人保健施設」「特別養護老人ホーム」や、体格の良い利用者のお宅へ訪問して介護をする「ホームヘルパー」などがあります。

身体的に支援が必要な方が多い施設では、例えば

  • 車いすへの移乗…利用者が車いすへ座る際のお手伝い
  • 入浴介助…利用者がお風呂へ入浴するさいのお手伝い

入浴介助は機材の搬出入作業があるので、チカラのある男性スタッフが求められます。

いずれにせよ、男性ならではの感性を活かして利用者の生活のお手伝いをすることも大切かもしれません。

異業種から転職すると非常勤スタートになるケースも

これまで、介護業界へ転職すれば、頑張りしだいで40代からでも成功できるお話をしてきましたが、求人によっては未経験だと正規雇用されず、非常勤スタートになる可能性もあります。

採用側から見れば、いくら人出不足とはいえ、未経験者を雇うのはリスクもあります。

たとえば、食事介助一つをとっても、嚥下(飲み込みの事)の知識が全くなければ、変な姿勢で飲み物を差し上げてしまって誤嚥(食道ではなく気管に入ってしまう事)させてしまったなど、大きな事故にもなりかねません。

介護とは、人の命を預かるお仕事でもありますので、まずはしっかりと基本を学ぶ必要があるといえます。

専門的な技術と知識が欠かせない介護ですので、イキナリ正社員としてバリバリ働けない場合もあるんですね。
ただし、多くの場合、しっかりと現場で経験を積めば、間違いなく正社員になれます。

関連記事:

異業種の経験を介護職に生かせるアピール

40代からの転職となると、これまで多くの人生経験を積んでこられたことと思います。

介護職への転職に踏み切れない一つの理由として、「前職の経験を活かせない」というご意見をよく耳にしますが、

そんなことはありません!

以下、ほんの一例としてあげます。

IT系/事務系から介護業界へ転職

介護現場では、PC操作に不慣れな職員が大勢います。

エクセルで事故発生率の統計をグラフ化しただけでヒーローになることも。

調理師から介護業界へ転職

ホームヘルパーは食事を作ることが仕事の一つですが、料理が最も苦手とする方が多い業務です。

施設系でもお菓子作りやホットプレートを使ったレクリエーションは大人気。シェフというあだ名がつくかも。

仕事に限らず、趣味や好きなことも、介護の現場では十分に役立ちます。

例えば、

  • ギターが弾ける…職員同士でバンドを組んでレクリエーションの場で披露しましょう!利用者はどんなに有名なギタリストよりも、日々お手伝いしている貴方の演奏が見たいのです。
  • アロマにはまっている…不安がられている認知症の方に、気持ちの安らぐアロマをかいでもらってみては?

アロマに関しては、睡眠障害をもつ方が安眠アロマで熟睡できたというエピソードを知っています。

ぜひ、ご自身のこれまでの人生を振り返って、自己PRを考えてみてはいかがでしょう!?

女性職場で乗り切る為のポイント

介護現場に女性が多いことで転職を迷っているのでしたら、僭越ながらちょっとしたポイントを。

女性同士は人間関係がややこしくなることが多く、それが悩みの種となって日々の利用者へのお手伝いに支障がでることも少なくありません。
誰もそれを望んでいるわけではないのですが、思いの強さ故にからまってしまう事が多々あります。

そんな時に男性としてさりげなく間をとりもったり、そこまでしなくとも休憩時間などに話を聞くだけでも、気が晴れるという女性職員の意見を耳にします。

日々細やかな気遣いを忘れずに、前向きに利用者や職員の良いところをたくさん話し合うと良い職場になっていくと思います。

まとめ

介護業界へ転職を検討する際に、年齢や性別を理由に諦めようとなされているとしたら、あまりにもモッタイナイです。

40代でも50代でも、介護業界で活躍されている男性介護士はたくさんいます。
ご自身で限界を作るのではなく、ハロワや人材会社などで相談してみて、客観的な視点から検討されることをオススメします。

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台所のパンダ

介護士の経験は10年。 今までに採用担当、デイサービス主任、生活相談員を経験しています。 現在も子育てをしながら介護士として勤務しています。

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