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無資格・未経験のまま介護業界で働き出す前にチェックしておきたいポイント

投稿日:2018年6月21日 更新日:

「無資格で実務経験もないのに働いて、お年寄りにケガでもさせてしまったらどうしよう…」

「そもそも、資格を取得してもいないのに、雇ってもらえるのかな?」

無資格・未経験者なのに、ここまでご検討できる時点で、介護業界で活躍できる可能性はおおいに高いです。

介護業界には多くのサービス形態がありますし、正社員からパート、派遣まで雇用形態も幅広い選択肢があるので、無資格・未経験者でも安心して働くことが出来ます。

事実、私も介護業界に10年ほど携わっていますが、無資格・未経験からスキルアップしていった介護職員を何人も見てきました。

介護は専門職ですが、何も最初から資格を持っていなければ働けないということはありません。
無資格・未経験でも大丈夫!でも、無資格で働き始める際にはチェックしておきたいポイントがあります。

無資格のまま介護業界へ転職しても心配は要りません!

介護業界に転職するとき、「介護の仕事は専門職だから資格ナシじゃ採用されないのでは?」と思っている方もいるようですね。
それに、無資格で介護の実務経験もないとなれば、不安に思われるのも無理はありません。

しかし、上記2つの懸念については、何も心配は要りません。
介護業界は厚生労働省管轄のもと、無資格・未経験者でも働きやすいようルール改正が年々進んでいるからです。

介護業界は無資格のままでも採用はされる

実は、介護業界では、無資格・未経験者であっても積極採用する法人は、近年増加してきており、介護職員は随時募集されています。

その理由としては、超高齢化社会による利用者(※介護サービスを必要とする高齢者)の増加によって、介護業界に慢性的な人材不足が起こっているためです。

私が採用に携わった方の中には、無資格というだけでなく、

「最終学歴が中卒」
「長期無職だった方」
「他業種からの転職希望者」

もたくさんいます。

無資格で介護スキルがなくとも働くことができる

ただ、採用がゴールではなく、採用後に無資格・未経験でも働けるのか?が問題ですよね。

介護業界では、基本的に「仕事をしながら介護を覚えてもらったらいい」という考え方をする法人が多く、無資格者でも

「利用者の話し相手」
「部屋の掃除」
「洗濯」
「配膳」

などの生活支援に当たる介護から、ゆっくりとなじんでいくことが出来ます。

「こんな家事手伝いみたいな仕事が介護?」と驚かれる方もいるかもしれません。
しかし、身体に何かしらの問題(※腕が上に上がらない、足が悪く身体を支えられない等)を抱える利用者にとって、生活支援も立派な介護業務です。

ただ、決められた家事を機械的に代行するお手伝いさんと違う点は、利用者様がこれまでできなかったことを、自力でできるように援助(※介護の世界では介助という)をするのが介護です。

無資格のまま働きだした方はまず介護職員初任者研修を取得する

では、介護の仕事は生活援助だけかというと、もちろんそんなことはありません。
「オムツ交換」「移乗移動介助」「入浴介助」といった身体介護も行います。

しかし、身体介護業務をするには、無資格のままでは携わることができません。
そこで、取得が必要になるのが、以下の資格です。

  • 介護職員初任者研修(※以下、初任者研修)…研修130時間
  • 介護職員実務者研修(※以下、実務者研修)…研修450時間※初任者研修修了者は320時間
  • 介護福祉士…実務者研修が修了しており、実務経験が3年以上ある方は、試験合格すると取得可能

上記の資格は、いきなりすべてを取得する必要はありません(※取得のタイミングについては後述します)。

まずは初任者研修を取得することで、身体介護にも携わることができるようになるため、介護スキルをどんどん身につけることができます。

初任者研修の取得をするには、働く法人や職場を紹介してくれる人材会社のサポートを受ければ、自己負担額ゼロで資格取得が可能です。

  • 職場が法人として資格取得費用を支払ってくれる
  • 職場を紹介してくれた人材会社が資格取得費用を支払ってくれる

上記のように、介護業界では人出不足の状態を少しでも改善しようと、無資格者でもスムーズに資格を取れるサポート体制が整っているんです!

どんな職業でもその世界に入ってみないと自分に合うかは分からないので、無資格で介護業界へと転職して、しばらく働いた後に本人のやる気次第でスキルアップできる仕組みというのはとてもありがたいですね。

無資格者が資格を取得するベストなタイミング

私が見てきた限り、無資格・未経験のよくある資格取得ペースは、

  1. 入職後2,3か月で初任者研修を申込み、働きながら3か月で取得
  2. 初任者研修を取得後、1~2年の間に実務者研修取得を経て、介護福祉士を目指す

という方がほとんどです。
実務者研修は、試験合格後に資格証が届くまでに最低6か月もかかりますので、最短で介護福祉士所得を目指している方は、初任者研修終了後すぐに実務者研修に申し込んでいます。

働きながらいきなり実務者研修から取得するのは難しい

基本的に、無資格者は、

「初任者研修」➡
「実務者研修」➡
「介護福祉士」

と段階を経て取得しますが、現行の介護法では、無資格・未経験者でもいきなり「実務者研修」から受講は可能です。
しかし、無資格者が働きながら「実務者研修」取得をするには、

  1. いきなり医療行為に近い専門的な領域から学ぶことになる
  2. 慣れない業務と並行して長期間の研修を受講することになる

以上2つの理由からして、オススメはできません。

また実務者研修の講座には夜間コースがあまりありません。夜勤アリの正社員をしながら取るのは難しいので、その場合は通信コースを選択する方が殆どです。

※例外として、時間に余裕のある求職期間中にハロワの職業訓練などを経て、実務者研修から取得するケースもあります。

関連記事:ハローワークで介護の資格を取得するなら実務者研修がオススメ

勤続わずか3年で国家資格に挑戦できる!

無資格から入職した方でも、3年後には早くも介護福祉士の受験資格を得ることが出来ます。

介護福祉士は高齢化社会の日本において非常に認知度が高く、国家資格であるという事も近年社会に浸透してきました。

介護福祉士の資格を取ると資格手当がつくので給与が上がります。
職場での信頼度が格段に上がりますし、転職時には、
「介護福祉士が欲しい」
「介護福祉士しか雇わない」
考えを示す施設もあるので、国家資格保有者として優遇してもらえることも。
介護福祉士取得後、より良い待遇の施設に転職する方もいます。

まとめ

介護業界は無資格で入職しても、頑張りしだいではわずか3年で国家資格を取得できるメリットがあります。

介護の仕事は続けていくのが大変といわれていますが、慢性的人手不足ですから入職後は上司や仲間から大切にしてもらえます。
どんな仕事でも辛くて疲弊してしまう事もありますが、お年寄りの笑顔がそばにあるだけでホッとしたり、「ありがとう」と言ってもらえることでやりがいを感じられるので、介護の仕事は慣れればストレスを抱えずに働くことが出来ます。

スキルアップ制度も充実の介護業界。
働き方やスキルアップ制度についてチェックして、知識を身につけてから面接に臨みましょう!

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fnao

介護士としての経験は、グループホーム2年・有料老人ホーム2年・デイサービス2年・訪問介護4年・サービス付き高齢者住宅2年と多岐にわたります。 スキル➡介護福祉士、介護予防運動指導員

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