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介護士が同行援護従事者養成研修を受講するメリット

投稿日:2018年5月18日 更新日:

街の中で目の不自由な方(視覚障害者)が立ち止まって困っておられる時に、みなさんならどうされますか?
何かお力になりたいと思っても、いきなり声をかけるのもはばかられますよね。

それでも、どうにかしてお役に立ちたいと考える方におすすめの研修が、同行援護従事者養成研修です。

同行援護とは

厚生労働省では「同行援護」を次のように定義しています。

視覚障害により、移動に著しい困難を有する障害者等につき、外出時において、当該障害者等に同行して、移動に必要な情報を提供するともに移動の援護その他の厚生労働省令で定める便宜を供与することをいう。

簡単に言うと、目の不自由な方の不安や不便を解消し、安心して出かけることができるようにお手伝いするサービスです。

外出時、ご本人に同行し、移動に必要な情報の提供や、移動の援護・排せつ・食事などの介護を適切かつ効果的に行います。
単に利用者が行きたいところに連れて行くだけではなく、外出先での情報提供や代読・代筆などの役割も担う、視覚障害のある方の社会参加や地域生活において、無くてはならないサービスです。

同行援護従事者養成研修とは

平成23年6月に厚生労働省から施行された「同行援護」に伴い、それまで視覚障害者ガイドヘルパーのカリキュラムに含まれていなかった「情報支援と情報提供」「代筆・代読の基礎知識」が追加され、同行援護従業者養成研修が新たに始まりました。

ヘルパーや介護職員初任者研修等が介護保険制度上の資格であるのに対して、この同行援護従業者養成研修などは障害者総合支援法(旧・障害者自立支援法)上の資格です。

平成30年4月以降、同行援護を提供する事業所の従業者(サービス提供者)は、この同行援護従事者養成研修を修了しておくことが求められます。

同行援護従事者養成研修の受講方法

同行援護従事者になるためには、開講している各機関(資格スクール等)で養成研修を受講して修了することが必要です。

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資格スクールによって内容や費用などが違いますが、一般的には以下のようなところが多くみられます。

研修課程

1:一般課程では、サポート(介助法)、制度、サービスの他、視覚障がいの疾病に関すること、視覚障害の方の方の心理、代筆や代筆などを学びます。受講時間は20時間程度です。

2:応用課程では、交通機関を利用した実践的なサポート(介助法)を学べます。受講時間は12時間程度です。

費用

  • 一般課程のみだと1万円台~3万円台
  • 応用課程のみだと1万円台~3万円台
  • 一般・応用一括だ​ と3万円台~5万円くらいまで

試験の有無

介護職員初任者研修などとは違い、研修後の試験はなく、研修を受けるだけで受講修了となります。

同行援護従事者養成研修を受講するメリット

同行援護従事者養成研修を受けると、資格を取得できることに加えて、介護の幅が広がり知識も増えます。

慢性的な人手不足が課題の事業所にとって、専門的な知識や実践を積んだ人材は非常に魅力的です。
無資格の方に比べて、有資格者のほうが採用に有利であることは言うまでもありません。活躍の場が広がります。

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また、介護職員初任者研修や実務者研修をお持ちの方であっても、視覚障害者に対する支援をより詳しく学ぶことができるため、仕事をする上でのやりがいや自信につながることでしょう。

まとめ

同行援護従事者養成研修は、これからご家族の介護に役立てたい方や介護の仕事で介助や援護(サポート)できる範囲を広げたい方にとって心強い研修と言えます。

この研修を受講しようか検討されている方のお役に立てれば幸いです。

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台所のパンダ

介護士の経験は10年。 今までに採用担当、デイサービス主任、生活相談員を経験しています。 現在も子育てをしながら介護士として勤務しています。

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