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介護職員初任者研修の取得する方法とメリット

投稿日:2018年7月14日 更新日:

介護の仕事に就こうかなと考えたとき、介護職員初任者研修(※以下、初任者研修)を取得するべきなのか?と悩まれる方は多いと思います。

実は、資格を持っていなくても働くことができる介護職ですが、基礎知識を身につけてから働くことでのメリットは大きいです。

また、「介護」といっても通所型や入居型、訪問などいろいろありますが、特に訪問介護(ヘルパー)の仕事を考えている方には初任者研修を取得してから就職することを強くおすすめします。

ここでは、初任者研修を取得することでのメリットや、スクールについてお伝えします。

初任者研修とは

2013年3月までは「ホームヘルパー2級」と呼ばれていたものですが、現在は「介護職員初任者研修」に変わっています。

介護の資格はいろいろありますが、初任者研修は介護業界のスタートラインに立つための資格です。

国家資格ではありませんが、厚生労働省認定の公的な資格となっています。

カリキュラムは基礎的内容が中心となっていますが、法律や病気の理解など学びは多く、介護技術も身に付きます。

資格は知識があることの証明になりますし、信頼の面でも有利になります。

初任者研修を取得することで仕事に幅がでる

通所・入居施設では、初任者研修を受けていなくても身体介助はできますが、訪問介護(ヘルパー)で身体介助をするには初任者研修の取得は必須になっています。

もしも、あなたが訪問介護で働きたいと思っているなら、初任者研修を取得していないと身体介助ができない生活援助のみのヘルパーとなってしまい就職にも影響がでるでしょう。

初任者研修を取得することで介護業界ではオールマイティーな人材として活躍できるのです。

  • 身体介護...食事介助・移動介助・入浴介助
  • 生活援助…食事の支度・洗濯・買い物など直接身体に触れない援助

初任者研修を持っているメリットは?

初任者研修の上位資格として実務者研修があります。

初任者研修を取得していると、実務者研修を受けるときすでに終了している130時間のカリキュラムの免除が受けられます。

初任者研修を取得するには最低130時間

初任者研修を取得するには、厚生労働大臣が定めた130時間のカリキュラムを終了しなければいけません。

130時間の内訳は、講義40時間・実技90時間となっていて、カリキュラム終了後には1時間程度の筆記試験もありますが、学んだことをしっかりと復習していれば、難しくない試験ですから心配しなくて大丈夫です。

下記が内訳になっています。

  1. 職務の理解…6時間
  2. 介護における尊厳の保持・自立支援…9時間
  3. 介護の基本…6時間
  4. 介護・福祉サービスの理解と医療との連携…9時間
  5. 介護におけるコミュニケーション技術…6時間
  6. 老化の理解…6時間
  7. 認知症の理解…6時間
  8. 障害の理解…3時間
  9. こころとからだのしくみと生活支援技術…75時間
  10. 振り返り…4時間

引用元:介護保険最新情報/ワムネット

こうやって、カリキュラムをみると、自分にできるのかなと不安になる方もいるかもしれませんが、そんな心配はご無用!

自分が興味を持っていることを学ぶので、グングン吸収できるものです。

また、年齢的なことはまったく気にしなくて大丈夫です!

50~60代の方も多く、70代になってから勉強する方もいらっしゃるんですよ。

男女比でいくと女性は圧倒的に多いですが、男性も珍しくありません。

何かを学ぶとき、年齢や性別はまったく関係ないのです。

スクールに通う

初任者研修を取得するにはスクールに通います。

いろいろなスタイルがあるので自分にあった通い方をみつけましょう。

有料スクールに通う

期間は1ヵ月~3ヵ月で取得できて、費用は30,000~150,000円と幅があります。

これだけ金額に違いがあると、安かろう悪かろうと思ってしまいますが、厚生労働省が定めた基準をクリアしなければ開講できない仕組みですから、自分が通いやすいスクールを選ぶといいです。

時期によってはキャンペーンを実施するスクールもありますし、大手は金額設定も高めになっています。

資料請求して自分にあったスクールを調べてみるのもいいでしょう。

働きながら通う方も多いため、スクールでは生徒さんが通いやすいコースを複数設けています。

夜間、週末、週2~3日コースなどさまざまです。

自分にあったコースを選んで無理なく通うことが大切です。

ハローワークの求職者支援訓練を利用する

ハローワークの求職者支援訓練を利用すれば、無料で初任者研修の取得が可能です。

また、最近では、介護職員実務者研修の受講も可能なコースも出てきています。

初任者研修は人気がありますから、希望者が全員受講できるとは限りませんが、年に何度か開講してます。

ぜひ、今住んでおられる住所地を管轄するハローワークの窓口で相談してみてください。

就職先が費用を出してくれることもある

スクールの費用を出してくれる職場に無資格未経験で就職してしまうという手もあります。

このような職場は比較的多くありますが、就職する前にしっかりと確認しておく必要があります。

スクールに通いやすいシフトを作成してくれるなど配慮してくれますし、なによりスクールで学んだことを即実践できるのもうれしいですね。

スクール終了後の意外なメリット

私の知り合いの60代後半の女性はスクール終了後「学校に通っているときは、第二の青春みたいだったわ!」楽しそうに話してくれました。

資格取得後は就職先にも困らなかったそうです。

また、あちこちに就職したクラスメイトたちとのコネクションの強さに私も驚かされました。

いろいろな施設さんのいい話も悪い話も情報共有して、評判のいい施設さんに友だちを紹介したりされたりするのだそうです。

介護の世界に何十年もいる私より、たくさんの施設さんの情報を入手できていることにビックリしましたよ。

心強い仲間ですよね。

まとめ

介護の世界は奥が深く、知れば知るほどもっと知りたいことが増えていく素晴らしい職業です。

日本には高齢者の面倒は家族がみていた長い歴史があるため、専門職としての地位は低くみられがちですが、初任者研修を取得することであなたの介護に対する考えは大きく変わるはずです。

ぜひ介護の世界のスタートラインに立ってください。

専門職としてのやりがいを感じられますよ。

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kaolin

今年で介護職歴20年目の介護福祉士です。 離婚後、無資格未経験で介護の世界に飛び込みました。 当時は、実務経験3年で介護福祉士の試験を受けられましたので受けてみたら一発合格できました。 老健・グループホーム・訪問・サ高住の経験があります。 3年前から障害者福祉の世界でサービス管理責任者をしています。 高齢者介護と障害者福祉の違いに悪戦苦闘していますが、仕事は常に楽しいと感じています。

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