ヘルパーとしてスキルアップしたい!そう思ったら迷わず国家資格である介護福祉士の取得をするべきです!
介護福祉士をとれば仕事も幅が広がるだけでなく職場での信頼を勝ち取ることもできますし、こっそり転職活動を始めるときもよりよい転職先を選択することができるといったメリットがあります!
しかし「介護福祉士って国家資格でしょ?難しいんじゃあ・・・」と思っている方はたくさんいます。アナタももしかしてそうなのでは?
ここでは介護福祉士の受験方法や試験に向けての勉強期間などについて、仕事と子育てを両立しながら受験して、みごと合格した私が皆さんに分かり易くお伝えします!
介護福祉士になるためには1日どれくらい勉強しなくちゃダメ?
介護福祉士試験に合格した勝者のみなさんは、1日一体どれくらい勉強をしたのでしょうか?
介護福祉士試験は殆どの受験者が働きながら勉強して試験当日を迎えます。
みなさん働いている施設もバラバラ、境遇もバラバラなので、じつは「1日〇時間勉強すれば受かる!」確固たるデータは存在しないんです。
「1日3時間勉強して受かった!」という人もいれば「1日何時間なんて決めていなかった」という人もいるし「毎日できなかったけど受かった」という人も。
私自身はというと、共働きで子育てと仕事を両立しながら、勉強時間は1日2時間と決めていたのですが、子供が熱を出したり宿題を夜遅くまで手伝ったりしているうちに勉強時間すら取れない日もありました。
何月何日までにこの範囲の勉強を終わらせる!という計画まで立てていたのですが、1カ月としないうちに計画は崩れていったんです。
こうして私は1日〇時間という計画ではなく「できるときにできるだけ勉強しておく!」という勉強法で介護福祉士試験に合格しました。
ちなみに私はサービス提供責任者というヘルパーさんの仕事のあっせんや、実際に自分も高齢者宅へ訪問に行くお仕事を、週4~5で9時~17時までやりながら合格しました。
夜勤のある施設で働くヘルパーの友人は私より勉強する時間が無く、2回目の受験でやっと合格していました。
働く環境の違いや、家庭環境(子供や同居家族の有無)によっても、日々の勉強時間は異なります。
一体いつから勉強を始めたらいいの?具体例
試験日の何か月前から試験勉強を始めるのが適切か?というと、これもまた過去の合格者の声はみなさんバラバラ。
私が職場の同僚や後輩、介護関係の友人から聞いた勉強プランで1番多かったのが「試験月の3か月前から、1日1時間目安」でした。
これぐらいの勉強プランが仕事と勉強を両立しやすいんです。私の場合は子どもがいたためで3カ月間だけの勉強では不安だったので、約半年間の勉強期間を設けました。
しかし実際に集中して勉強できたのは試験3ケ月前からだったので、長く勉強期間を設けることが必ずしもいいとは限りません。
これくらい勉強したら受かる!という目安は無い
次に勉強量ですが、これは個人差があるので誰でもこれだけ勉強すれば合格できる!とは言えません。
集中力・暗記力・暗記したことを覚えていられる期間などにも大いに個人差があって、勉強量がすべてではないからです。
また問題の中には毎年介護保険法や障がい者保護法といった難しい法律関係の問題も出題されます。
ほとんど暗記なのですが馴染みのない言葉が難しく時間を多く消費しないと覚えられないという人がほとんどです。
反対に、普通にヘルパーをやっていれば職場で得た知識だけでカンタンに正解できる問題もあります。
また受験用のテキスト(市販されています)の通りに最初のページから暗記していったとしても・・・覚えたては完璧!でもテキストの後半に差しかかると最初の方に暗記した事を忘れてしまっていたりなど、馴染みのない問題が多い上にとにかく出題範囲が広いので、何回も復習することが必勝のポイントです。
勉強量に関しては先に過去問題集にて自分がどれくらいできるかをテストし、それから決めていくとうまくいきますよ!
申し込み期間や試験日から逆算して勉強をスタート!
全国一斉に行われる介護福祉士試験は、年1回1月に実施されるのみです。申込期間が限られていますので、はやめに準備しましょうね。
勉強期間を設けるときは、家族の入院や自身のケガなど、イレギュラーに備えられるようにゆとりを持った勉強計画にしましょう!
また介護福祉士対策講座といったスクールに通うのも1つの方法。最新の試験情報などゲットできるので、受験に有利です。
まとめ
介護福祉士の試験に合格するための勉強期間については、1日何時間勉強すれば合格する!とは言い切れません。
また仕事をしながら受験するのであれば、職種によって勉強時間の調整が難しかったりすることもお分かりいただけたかと思います。
勉強期間にはなるべく余裕を持ち、自分に合った勉強法で試験に臨みましょう!
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