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「介護予防運動指導員」が今、介護業界で注目されている理由とは

投稿日:2018年6月15日 更新日:

「介護予防運動指導員」という資格をご存知でしょうか。
現在の介護保険制度改正では、高齢者が要介護状態になることを防止したり、要介護状態の悪化を防ぐための「予防」に重点が置かれています。

2018年の介護報酬改定でも、医師やリハビリ職との連携が重要視される内容になっており、機能改善や悪化防止の視点が強化されました。
この流れの中、要介護高齢者ができるだけ自立した生活を送れるようにサポートするために作られた資格が「介護予防運動指導員」です。

介護予防運動指導員ってどんな資格?

介護予防運動指導員は専門的な知識に基づき、要介護高齢者一人ひとりの合わせた運動プログラムを立案し、マシントレーニングや転倒予防体操、尿失禁予防運動などの運動指導を行う、介護予防のスペシャリストです。

平成27年12月末現在で約30,000名が登録されています。市区町村が実施する地域支援事業において活躍している他、機能訓練を重視するデイサービスでの需要が多いようです。

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この介護予防運動指導員の講座を受講するためには、要件があります。

主なものを上げると、

  • 訪問介護員の資格所持者で実務経験2年以上の人
  • 介護職員初任者研修終了者で実務経験2年以上の人
  • 介護職員基礎研修課程修了者
  • 介護支援専門員

などです。
医療、介護系の国家資格保持者なら受講要件をほぼ満たしており、他にはあん摩マッサージ師、栄養士等の資格保持者も受講できます。

「介護予防運動指導員」の需要アップが期待できる理由

2018年の介護報酬改定により、介護事業所が加算してもらえる条件(※条件を満たすと加算される、政府から支給されるお金)として、以下の4つの柱が打ち出されました。

  1. 地域包括ケアシステムの推進
  2. 自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスの実現
  3. 多様な人材の確保と生産性の向上
  4. 介護サービスの適正化・重点化を通じた制度の安定性・持続可能性の確保

この中で、「2」の自立支援・重度化防止というのは、主にリハビリテーションを指しています。
具体的には、

  • 訪問リハビリテーション
  • 通所リハビリテーション
  • 介護予防訪問リハビリテーション
  • 介護予防訪問通所リハビリテーション

訪問・通所介護において、リハビリを必要とする利用者に対して、医師の指示の元(連携して)、適切なリハビリ計画(マネジメント業務)を提供することで、加算アップが見込めます。
また、マネジメントだけでなく、アウトカム評価も加算条件に盛り込まれています。

※アウトカム評価とは、リハビリによって利用者の健康維持、改善がどのくらいされたかを算定すること。

平成30年度介護報酬改定(厚生労働省):
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000196991.pdf

「介護予防運動指導員」なら就職・転職が有利に!

就職の面については、リハビリ特化型のデイサービスでは特に優遇されるでしょう。また、リハビリ特化型ではない通常のデイサービスでも、選択サービスである「運動器機能向上」や「栄養改善」の加算が取りやすくなるため、就職や転職に有利になります。

他には市区町村が行う、地域支援事業の「筋力トレーニング教室」や「介護予防教室」などの指導者としての活躍が期待されます。

「介護予防運動指導員」の講座を受講すれば、低栄養予防、転倒予防、口腔機能向上、失禁対策等、実際のケアの現場で役立つ基礎的な介護の知識が身につきます。
また、介護予防は要介護高齢者のQOLの向上が分かりやすく、介護の仕事に対してやりがいが持てます。

介護予防が重視される現在、「介護予防運動指導員」の資格をステップアップに活躍の場を広げていってみてはいかがでしょうか。

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